いだてん信者の声高な叫び
- 参照:再放送情報「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」全47回を一挙放送! BSプレミアム・BS4K同時放送が決定!(2020年02月13日)
大河ドラマ「いだてん」は何故つまらないのか?
- そもそも「いだてん」は、大河ドラマとしては馴染みの薄い時代(近現代)、なじみの薄い人物(金栗四三,田畑政治など)を扱っているうえに、狂言回しが何人も登場したり(落語家の5代目古今亭志ん生など)、時代が行ったり来たりがするなど、分かりにくい作品である。
- しかし、いだてん信者は、フェミニズム(フェミ)や反差別、反戦、リベラリズム、反ナショナリズムといった、最近流行りのポリコレ的感覚(ポリティカルコレクトネス=政治的正しさ)を「いだてん」の作中に見出し、これを高評価する。
- いだてん信者は、そのことなどで「いだてん」を非常にレベルの高い作品と見ており、これまでの大河ドラマを見下げる。しかし、実際の視聴率は低迷しており、いだてん信者は、そういう現実に大いに不満である。
- そんないだてん信者の不満は、昨今「右傾化」が著しいとされる日本政治へ不満と、その情況を覆せないも野党的な人々による現実への苛立ちとも重なっている。
- ただでさえ分かりにくい上に、「いだてん」からはフェミやポリコレの説教臭さまで漂ってくる。現代的な「政治的正しさ」など忘れて愉しめるのが大河ドラマ(歴史劇)なのに、このテレビドラマの視聴者は上から目線でそれをアピールする。
- だから「いだてん」から脱落する視聴者が続出する。
悲しきカルスタ・スポーツ学
- 参照:小笠原博毅「『いだてん』は五輪に負けた 開催契約解除への道~オリンピックは〈やり方〉ではなく,〈やること〉が間違っている」(2019年12月31日)
いだてん信者と小笠原教授の「思い入れ」共有部分
- 参照:ピクシブ百科事典【スイーツ大河】スイーツ大河とは駄作の大河に呼ばれる蔑称である。
今度は「いだてん信者」を説教し始めた小笠原博毅教授
だが、悪いところを批判して「よりよい」オリンピックにしようという態度は、2020年東京大会を開催することの矛盾や問題を覆い隠すだけでなく、むしろ開催の推進力となる。……いくら批判的なジェスチャーを見せてはいても、「どうせやるなら派」はオリンピック積極的推進派と同じである。小笠原博毅・山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』14頁
2020東京オリンピック潜在的反対派の声なき声を聞け
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